Eclipse で PHP のリモートデバッグをする為、 Eclipse の RSE と XDebug を使用します。
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RSE
RSE とは Remote SystemExplorer End-User Runtime のことです。
下記メニューからRemote SystemExplorer End-User Runtimeを選択してインストールを実行します。
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Help -> Install New Software -> Add -> Add Repository |
インストール完了後、Eclipseを再起動します。
再起動後にパースペクティブを開き、「PHP」を選択し「Remote Systems」ビューで右クリック。「New→Connection」で新しい接続を追加します。
Eclipse で PHP のステップ実行
XDebug で PHP ステップ実行をできるようにします。
問題となる処理やリファクタリングの対象を炙り出したり、システムの内部動作をトレースするのに役立たちます。
下記の設定を Eclipse で行います。
デバッグ構成の設定
サーバータブ
- サーバー
- ファイル
デバッガータブ
デバッガー
- サーバー・デバッガー:「XDebugを選択」
- 構成...:「DBGpプロキシー・サポートを参照」
ブレークポイント
- 最初の行でブレーク:「任意でチェック」
SSH Tunnel
- Debug Through SSH Tunnnel:「チェック」
- ユーザー名:「user」
- パスワード:「passwd」
XDebug/DBGp 設定
一般設定
- デバッグポート:「9000」
DBGpプロキシー・サポート
- プロキシーの使用:「チェックする」
- IDEキー:「ECLIPSE_DBGP_192.168.11.2」(IPアドレスはローカルPCのIP)
- プロキシー・アドレス(host:port):「192.168.33.11:9001」
まとめ
PHP のステップ実行を行うには多少手間がいりますので、用途に応じて必要な場合に使うのがよいかと思います。さっと値だけ確認したい場合などは var_export などで簡易に確認するほうが効率的ですので使い分けが大事ですね。