AWSの使用するサービスは「EC2 」「RDS」「S3 」の3つで今回構成してみます。
- 「EC2」:Webサーバー
- 「RDS」:データベースサーバー
- 「S3」:ストレージサーバー
Contents
VPC
VPC とは Virtual Private Cloud の略です。
下記は VPC のメニュー項目です。
Virtual Private Cloud
- VPC
操作可能な項目
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VPC の追加、削除 CIDR の編集 DHCP オプションセットの編集 DNS の解決やホスト名の編集 フローログの作成 タグの編集 |
- サブネット
操作可能な項目
1 2 3 4 5 6 7 |
サブネットの追加、削除 IPv6 CIDR の編集 フローログの作成 自動割り当て IP 設定の変更 ルートテーブルの編集 ネットワーク ACLの編集 タグの編集 |
- ルートテーブル
- インターネットゲートウェイ
- Egress Only インターネットゲートウェイ
- DHCP オプションセット
- Elastic IP
- エンドポイント
- エンドポイントのサービス
- NAT ゲートウェイ
- ピアリング接続
VPN 接続
- カスタマーゲートウェイ
- 仮想プライベートゲートウェイ
- VPN 接続
まず、仮想ネットワークとサブネットを作成ます。
「VPC ウィザードの起動」から「VPC 」を作成します。
次に「サブネット」を作成します。
「VPC 」と「サブネット」の設定が完了したら、各インスタンスを立ち上げていきます。
EC2
EC2 とは Elastic Compute Cloud の略です。
下記は EC2 のメニュー項目です。
インスタンス
- インスタンス
- Launch Templates
- スポットリクエスト
- リザーブドインスタンス
- Dedicated Host
イメージ
- AMI
- バンドルタスク
ELASTIC BLOCK STORE
- ボリューム
- スナップショット
ネットワーク & セキュリティ
- セキュリティグループ
- Elastic IP
- Placement Groups
- プレイスメントグループ
- キーペア
- ネットワークインターフェイス
ロードバランシング
- ロードバランサー
- ターゲットグループ
AUTO SCALING
- 起動設定
- Auto Scaling グループ
SYSTEMS MANAGER SERVICES
- コマンドの実行
- ステートマネージャー
- 設定コンプライアンス
- 自動化
- パッチコンプライアンス
- パッチベースライン
SYSTEMS MANAGER 共有リソース
- マネージドインスタンス
- アクティベーション
- ドキュメント
- メンテナンスウィンドウ
- パラメータストア
- パッチ
まず、OSとインスタンスを設定します。
今回は、AMI (Amazon マシンイメージ) を選択します。
下記のような流れとなります。
- AMI の選択
- インスタンスタイプの選択
- インスタンスの設定
- ストレージの追加
- タグの追加
- セキュリティグループの設定
ストレージやタグ、セキュリティグループ(ファイアウォール)を設定した後に、キーペアを作成するか既存のキーペアを選択します。
そして、インスタンスを作成します。
次に、Elastic IP の割り当てを行っておきます。
Elastic IP アドレスを取得して、EC2 インスタンスにアドレスの関連付けを行います。
RDS
RDS は、Relational Database Service の略です。
下記は RDS のメニュー項目です。
- インスタンス
- クラスター
- リザーブドインスタンス
- スナップショット
- パラメータグループ
- オプショングループ
- サブネットグループ
- イベント
- イベントサブスクリプション
- 通知
まず、DB用 (RDS) のセキュリティグループを EC2 で作成します。
次に、RDS でサブネットグループを作成して、EC2 からのみアクセスできるようにします。
そして、RDS インスタンスを作成します。
EC2 から RDS に接続する際には、インスタンス作成後に表示されるエンドポイントを指定します。
S3
S3 とは Simple Storage Service の略です。
操作可能な項目
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バケットの作成 バケットの削除 バケットを空にする |
バケットの作成では、下記を設定します。
- 名前とリージョン
- プロパティの設定
- アクセス許可の設定
S3 のバケットに保存して、バケットのURLを参照するようにします。
12 か月間無料枠の条件
AWS 無料利用枠は、サインアップした日から 12 か月後で、かつサービスの種類によって条件が違いますので「EC2」「RDS」「S3」について書きだしてみます。
詳細は、AWS クラウド無料利用枠ページやよくある質問ページ に記載があります。
変更が行われる場合もありますので、開始時に合わせて公式でご確認ください。
Amazon EC2
- インスタンス:t2.micro
- OS:Linux、RHEL、SLES 、Windows
- 稼働時間:750 時間/月
Amazon RDS
- インスタンス:db.t2.micro
- データベースストレージ:20 GB の汎用 (SSD)
- データベースバックアップおよび DB スナップショット用ストレージ:20 GB
Amazon S3
- 標準ストレージ:5 GB
- Get リクエスト:20,000 件
- Put リクエスト:2,000 件
参考
Amazon Virtual Private Cloud(VPC)ドキュメント | AWS
Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) ドキュメント | AWS
Amazon Relational Database Service(Amazon RDS)ドキュメント | AWS
ドキュメント - Amazon S3(クラウドストレージ)|AWS